市場・競合・自社の分析にもとづき、総合型プラットフォーム(Plan C)を、段階的な構築計画と実際に動くモックまで具体化した資料です。
顧客(市場)・競合・自社の3C分析と、既存サービスのポジショニング分析を重ねた結果です。競合調査は太陽光セカンダリー各社(ソルセル/タイナビ発電所/とくとくファーム/クラベール/セカンドソーラー 等)と、他業界の情報プラットフォーム(楽待・健美家・CoStar 等)を参照しました。
既存の太陽光は左下(仲介)に密集。右上(蓄電所×情報)には蓄託などの先行者が現れ始めましたが、両アセットを標準データで束ねる“統合型”はまだ不在です。蓄電所を起点に太陽光へ広げ、この統合ポジションを先に取りにいく——それが Plan C の構築順序です。
「非仲介・情報で稼ぐ」モデルは他業界で実証済みです。あわせて、系統用蓄電所でも先行者が動き始めています(=市場が本物である証拠)。各サービスのリンクと、当社との違いを整理します。
3C分析とポジショニングの結論どおり、狙うべきは「系統用蓄電所 × 情報モデル」の象限です。ここには蓄託(TIK TAK)等の先行者が出始めましたが、〈太陽光+蓄電所〉×〈標準データ〉×〈データ事業まで〉を面で束ねる統合ポジションはまだ不在。自社の強み(両資産の保有・運用データ)が最も効き、市場も約10倍に伸びる——競合が動き始めた今こそ、ここを先に押さえる一手が Plan C です。
一方で C は陣地が広く、一気に作ると開発が重く、供給(売り物)と集客を同時に育てる難度が上がります。そこで最も競合の薄い〈蓄電所〉から旗を立て、需要の大きい〈太陽光〉で集客を回し、データが溜まってから本丸の〈データ事業〉を起こす——という順序で構築します。これが C へ最短・低リスクで到達する道筋です。
太陽光+系統用蓄電所の総合セカンダリー情報プラットフォーム。売り手(オーナー・蓄電所開発事業者・SPC保有者・自社資産)と買い手(投資家・ファンド・EPC・アグリゲーター)をつなぐ二面市場で、周辺サービスまで束ねます。
収益源を一度に立てず、早く稼げるもの(掲載・送客)から始めて、データが溜まってから高粗利の本丸(データ販売)へ移す設計です。フェーズが進むほどデータが増え、堀が深くなり、模倣が難しくなります。
構想だけでなく、クリックして操作できるモック(GRIDSTOCK・仮称/別ファイル)を用意しました。ここでは、はじめての方でも中身がわかるように、体験の流れ・主な画面・シミュレーターの計算ロジックを整理します。
モック上部の切替で、買い手・売り手・運営の3役を行き来できます。次のループが一周する様子を、その場で実演できます。
蓄電所は「電気が安い時間に充電し、高い時間に放電する」ことで稼ぎます。モックの試算は、はじめての方にも分かるよう、3つの収入をざっくり足し合わせる簡易モデルです。中身は次のとおりで、前提値も公開しています。
モックで使っている前提値(要件定義で御社の実データに合わせて調整します):
| 前提 | モックの置き値 | 備考 |
|---|---|---|
| 年間サイクル数 | 約 300 回/年 | 1日1回弱の充放電を想定 |
| スポット利ざや | 8〜13 円/kWh | 安値充電と高値放電の差(レンジ) |
| 需給調整 単価 | 0.55〜1.15 万円/kW・年 | 制度・約定価格で変動 |
| 容量 単価 | 0.4〜0.8 万円/kW・年 | 参加時のみ加算 |
| 運用の巧拙係数 | 0.85 / 1.0 / 1.15 | 標準/良好/優良運用 |
| 総投資額の目安 | 6.8 万円/kWh | 蓄電池本体+工事の目安 |
方向は Plan C に確定。まずは第1弾(Phase 1=蓄電所先行MVP)の輪郭を固めます。
業界外の方が本文を読むときの参照用です。このまま先方にも渡せます。